2011年11月12日

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サンタクルス墓地。
今日は、東ティモールの休日のひとつ「青年の日」。今年はここサンタクルスでおきた事件から20年になる。

ここで何があったかは、こちらをご覧ください。

偶然この事件を目撃・撮影したBBCの記者による映像を、ティモールにいたときは何度なく目にした。今日もくりかえし国営テレビで流されることだろうその映像は、正視できないほどなまなましいものだった。悲しみと怒りがこみあげてくるものだ。ティモールの独立への動きはこの事件から大きく流れが変わった。
この国の独立は、怒りと悲しみからスタートしたのだった。

パトリア、パトリア、東ティモールわれらが国家

これは東ティモール国歌の冒頭の歌詞だ。ポルトガル語で記されている。どうどうとしたメロディにのせてろうろうと歌い上げる歌詞が、かつて植民地時代であった頃の宗主国のことばであるというのが、国民にどのようにとらえられているのか気になる。

自由な土地、自由な民
圧するものと決別するのだ

と、この歌はしめくくられる。
今、この国が自由と繁栄を謳歌しているかどうか、全面的に肯定はしがたい状況だ。独立20年にあたる2012年には国連も撤退を予定しているけれど、ちょっとみまわしただけでも「大丈夫かなあ」と思わせる光景にあふれているのが、今のこの国だ。
けれども、この国に住んでみると、けっこうこういうのもありかな、なんて思ってしまうのが不思議だ。南の島のゆえんなのだろうか。

美しいティモールの国、日いづるティモール。

これは「ライ・ティモール」という歌の始まり。テトゥン語で謳われるこの歌も、テレビからよく流れていた。
ラテン系のリズムとサンバホイッスルが違和感あるけれど、とてもいい歌だ。

遠く離れていてもここは私が帰る場所だ。
いつの日か帰ろうティモールの国。

とこの歌は謳う。どっかの国の「ふるさと」に似る。


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