ティモールねたではありませんが、本ができました。本屋さんに並ぶのは4月6日ですが一足先にサンプルとしていただいたものです。監修者、なのでこれといって感慨はわきませんけれどなんとなくうれしいです。
思えば、知り合いの大学教授から依頼をうけたのが今年の1月で、初めて出版社の会議室というところに出かけたのは1月26日、その後数回御茶ノ水にある出版社に通って編集者とミーティングして、上がってきた原稿に目を通して修正するという作業をしました。実質10日くらいでしょうか。本の形になるまで2か月くらいという突貫工事でした。初めての作業でしたけれど、まあそれなりに楽しいものでした。
と同時に、こういった誰が書いてもおんなじような内容になってしまう本って、けっこう安易にできてしまうんだなと妙な印象を受けました。以前に出されている本の内容を使い回しし(まあ論文で言えば引用・参考なのですけれど)さらっと出来上がってしまいました。実際に執筆しているのは、専門家でないライターさんで、ミーティングの時に簡単に質問をうけたり(取材、という)それに雑談風に受け答えしたものを録音し、それを文章に起こすというのが最初の作業でした。で、その原稿に目を通して専門的な立場から間違っている部分や表現がわかりにくそうなところを修正するというのが監修と呼ばれるものでした。なんのことはない論文の査読みたいなものですけれど、さすがに専門でない人の文章なので、ほとんど書き直しみたいなものになりました。できあがった本をみると、ここはやっぱりこういう言い方じゃないほうがよかったな、とか章立てについてももうちょっと工夫できたんじゃないかと思います。何分、突貫工事だったので、多少の不満はやはり残るというか、完璧なものを作ることは不可能だと感じました。
今年になって、同級生や知り合いが本を出版したことが続いて、それらが自分の体験を描きつつ自分の思想をうちだした立派なものだったので、誇りに思うというか羨望をいだきました。それらに比べると安易であまり特徴のないワタシのほうは見劣りすることは否めません。いままでもくだらねえ論文を何本も発表してきましたけれど、ついにこんなものまで出してしまったという自嘲的な気持ちを上塗りしているような感じがいたしました。
とは言え、多くの人に読んでもらいまたご意見がいただければいいなと真摯に思います。次回作はたぶんないですけれど。
アマゾンでも購入できるみたいです。
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