HIV/AIDS ameasa TL: Fretilin alerta kampania kondom(STL2010年10月20日記事)
ディリ:国民議会のフレテリン党は、HIV感染症が東ティモールの未来を脅かす存在であることに強い懸念を抱いている。そのため、同党は政府に対し、住民全員がコンドームを使用するように働きかけるキャンペーンを行うよう要請している。
フレテリン党の副党首ミランダ・ブランコ氏は10月19日国民議会の全体セッションの席上で政府に対しコンドーム使用キャンペーンを行うべきだと述べた。
「今日HIV感染症は非常に急速に拡大している。私はコンドーム使用キャンペーンを行うことが住民をHIV感染症から救うことにつながると考えている」とブランコ議員は語る。同氏によると、保健省統計データでは2009年にはすでに90人の感染者がいたが2010年には150人にまで増加している。東ティモールは国民の70%を若者が占めているということに照らしてもこのことは非常に重大である。「もし政府がなにも対策をとらなければ、この国の若者の多くを危険にさらしてしまうことになる」とブランコ氏はいう。政府は早急に対策をとるべきであり、特に売春行為に対してなんの対策もとられていないことを指摘する。「若者のモラルは低下し、売春行為はほとんど野放しだ。我々はコンドーム使用のキャンペーンを主張する」とブランコ氏。
国民議会副議長のマリア・パイシャウン氏は、女性議員連盟としてもこの事態を重視しているという。現実的に若者が売春行為をしており歯止めがかかっておらず、そのためHIV感染が広がっていることは女性議員連盟も危惧している。「この問題は、政府だけが対応するのではなく一般市民やNGOも含めすべての公的機関が責任をおう問題である。全員が一丸となってHIV感染症と戦う必要がある」とパイシャウン氏はいう。ただ一方でコンドーム使用キャンペーンには異論がある。これは教会との間で大きな問題になる可能性があるからである。「教会サイドは、コンドーム使用キャンペーンには反対するだろう。」と同氏は強調する。同氏はほかの具体的な方法について検討する考えである。「東ティモールは住民の90%以上がカトリック教徒であり、コンドーム使用が普及するとは思えない」
さらにCNRTのナタリーノ・ドス・サントス氏によると、ディリ市内には売春を目的とした飲食店が多数あり(たとえばメイ・フラワーやムーン・バー)規制が行き届いていない。さらに悪いことにこれら売春を行う業者は中国やインドネシア、フィリピンなど外国人が多く、健康状態も十分に管理されていない、とのことである。
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