ティモールで韓国製品を食らう
韓国大使館が、ワタシの職場だったところに近かったこともあって、いろいろな交流があった。
韓国と東ティモール、いわば韓ティモ関係は、ティモール人労働者を韓国内で雇用する、というような先進的な取り組みを行っていて、まあそれはそれはでいろいろな問題もまた発生してはいるのだが、今後の関係発展のためにはいろいろなこともまたありうべきことなのであろう。
韓国からティモールに来ている韓国人や、日本人の半分程度だったと記憶している。そのためかどうかは知らないけれど、韓国人医師はティモール国内にはいなかった。顔つきが似ているからかもしれないが、何かとお付き合いがあるわれわれにぽん人として素知らぬ顔はできないので、急病人がでたときは、内緒でこっそり診察してあげたり内緒でこっそり手持ちの医薬品をわけてあげたりしていた。もう昔のことだから勘弁してね。
韓国の映画スタッフが大挙してティモールに来たことがあった。日本語でいうと「はだしの夢」という映画(ついに日本では公開されることはなかったけれど)のロケにきたのだった。この映画、ティモール人の子どものサッカーチームを韓国人の監督(この監督もまあいわくつきの人物なのだが)が率いて日本で開催された大会でみごと優勝するという実話を描いたもので、ハートウォーミングかつ感動感涙ものの作品だった。
その映画クルーがあるときディリ市内でロケをしていたところで路地に迷い込み、よからぬ輩に絡まれて?錆びた鉈で切り付けられた、という事件があった。幸い大事にはいたらず(なったら大変だ)、かすり傷だったのだけれど、なまじ錆びた鉈だったので、破傷風になるんではないかと心配したスタッフが相談にきた。で、あまり詳しくは書かないけれど、人道的な対応としてそれなりに処置をした。
そのお礼、にもらったのが、この写真のお菓子と、下の写真の激辛ラーメン
どちらもあまりディリのスーパーではみかけないものだった。お菓子は、これって日本の「おっとっと」のパクリだろゼッタイ、と思うほどそっくりな形状でそっくりな味わいだったが、成分表示がハングルなのでよくわからなかった。
ラーメンは、とても辛かった。これもどうやって作るのか(まあインスタントラーメンの作り方なんか万国共通だろうけど)もハングルなのでよくわからなかった。結果、たぶん水が足りなかったのだろうが、これが本当にそのまま食べたら体を壊すんではないかと思うほどからかった。現に食後は原因不明の胃痛・胃もたれ感におそわれ、その夜は腹鳴と蠕動不穏におそわれ、翌朝は肛門周囲の灼熱感におそわれと、ひとつぶで何度もおいしい目にあった。このようなものを大量にくださった韓国大使館の人には、他意はないんだろうがちょっと恨んだ。もし彼らがこれを日常的に食しているのだとすれば、よほど強靭な胃腸管機能の持ち主なのだろう。おそるべし。
先日、横浜にあるカップヌードルミュージアムというところに行ったとき、この激辛ラーメンの麺がN清食品製ということで展示されていたのをみて、ティモールを思い出したというただそれだけのお話です。
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